◇ILO理念の普及のため、講師を派遣します
これからの時代の働き方などをテーマに、当協議会では、団体や大学などの研修会やセミナーなどへの「講師派遣」を行なっています。「講師派遣」をご希望の方は、お気軽にご相談ください。(講師派遣にかかる費用としては、「講師料」と「交通費」のご負担をお願いすることを基本としていますが、まずはご相談ください。)
講師派遣を希望される場合、ご検討中の内容で結構ですので申込フォームをお送りください。記載は可能な範囲でお願いしいます。
◎講演テーマの例は以下のとおりです
- ディーセントワークの実現とILO
- ジェンダー平等とILO
- 働き方とディーセント・ライフ
- これからの労使関係について
- 働き方改革と労使の課題S
- グローバル化と労使の対応連
- 企業の社会的責任について
- 持続可能な社会づくりとCSR
- グローバリゼーションと格差
- アジアの雇用労働問題
◇講師一覧
中嶋滋 (前専務理事)
略歴:連合総合国際局長(1999年~2005年)、ILO理事(2003年~2010年)、ITUC(国際労働組合総連合)ミャンマー事務所長などを歴任し、現在、当ILO協議会理事
著作:(論文):「グローバル化と国際労働組合運動そしてILO」(労働法律旬報、2008年)、「ILOからみた公務員制度-労働基本権保障をめぐって-」(法律時報、2011年)、「ミャンマーの労働組合運動と労働法制の実態」(労働法律旬報、2015年)、「国際労働基準・ILOから見た日本の監督行政のあり方-一部民営化の議論をめぐって-」(労働情報、2017年6月号)ほか
講演テーマの例:「国際労働基準と国際労働運動」、「ミャンマーの社会労働事情」、「ディーセントワーク実現に向けて-中核的労働基準の達成を目指して-」
矢野弘典 (監事)
略歴:東芝欧州総代表兼東芝ヨーロッパ社長、日経連常務理事、日本経団連専務理事、中日本高速道路会長CEO、明治学院大学客員教授、アジア太平洋経営者連盟(CAPE)事務局長などを歴任。現職は、産業雇用安定センター会長、ふじのくにづくり支援センター理事長、経済人コー円卓会議(CRT)日本委員会会長、横綱審議委員、当ILO協議会監事など
著作:「海外日本企業の労働問題 マレーシア」(共著、日本労働協会、1977年)、「青草も燃える」(単著、中部経済新聞社、2011年)、「論語とリーダーシップ 信望の秘訣」(単著、生産性出版、2017年)ほか
講演テーマ例:「働き方について」、「これからの労使関係について」、「企業の社会的責任について」
長谷川真一 (専務理事)
略歴:1972年労働省入省。経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部一等書記官。労働行政の各分野の役職を歴任。2002年より厚生労働省総括審議官(国際担当)。2005年ILOアジア・太平洋地域総局長(在バンコク)。2006年よりILO駐日代表。2013年より当ILO協議会専務理事(現職)。2015年より、ものつくり大学理事長(現職)
著作:(論文):「世界の雇用・労働問題と日本の役割」(地方公務員月報、2013年8月号)、「アジアのディーセント・ワークを目指して、日本の課題」(経営民主主義、2013年12月号)、「労働監督とILOの取り組み」(Work
& Life 2016年第6号)、「児童労働とILOの取り組み」(国際人権ひろば、2017年7月号)ほか
講演テーマ例:「ディーセントワークとILO」、「世界の働き方と日本の働き方」、「アジアの雇用労働問題」
石井知章 (編集企画委員)
略歴:共同通信社記者、ILO職員を経て、現在、明治大学商学部教授、早稲田大学大学院政治学研究科非常勤講師。他、コロンビア大学客員研究員(2017-2018年)、スタンフォード大学・高麗大学・南京大学客員研究員(2007-2009年)など
著作:(単著):『中国社会主義国家と労働組合――中国型協商体制の形成過程』(御茶の水書房、2007年)、『現代中国政治と労働社会――労働者集団と民主化のゆくえ』(御茶の水書房、2010年<日本労働ペンクラブ賞受賞作>)。(編著):石井知章編『現代中国のリベラリズム思潮』(藤原書店、2015年)、石井知章・緒形康・鈴木賢編著『現代中国と市民社会』(勉誠出版、2016年)ほか
講演テーマ例:「中国の労働運動・労使関係」
勝田智明 (海外社会労働事情研究会担当)
略歴:1982年労働省入省。富山県国際課長、在英大使館参事官、外国人雇用対策課長、雇用政策課長、インドネシア労働省顧問(JICA専門家)、厚生労働省総括審議官(国際担当)、等を歴任
講演テーマ例:「外国人労働者問題」、「グローバルサプライチェーンの労働問題」、「アジアの社会保障整備」
田口晶子 (監事)
略歴:1980 年労働省(現厚生労働省)入省,1983年~85年 西ドイツ(当時)ケルン大学でドイツ労働法を研究、労働行政及び関係機関での役職,政策研究大学院大学教授,国際労働機関(ILO) 駐日事務所次長等を歴任し、2015 年 3 月厚生労働省退職。2015 年 4 月から 2016 年 1 月まで立命館公務研究科教授。2016年2月から2020年5月末までILO駐日代表。2020年7月より日本ILO協議会監事(現職)。2009年より中央大学兼任講師(国際労働問題、現職)
著作:(論文):「未批准条約の効果―日本労働法に与えた影響」(季刊労働法2019年冬号(267号))「(共同執筆)仕事の世界における暴力とハラスメントに関する国際労働機関(ILO)での議論)」(同2019年春号(264号))他
講演テーマ例:「新たな100年に向けてスタートした国際労働機関(ILO)の活動と役割」、「SDGsとIL0、今わたしにできること」、「暴力とハラスメントをなくすために」等
吉川健治 (事業企画委員)
略歴:1981年にカンボジア難民救援に参加。以来NGOに所属し、東南アジア地区(タイ、ラオス、カンボジア等)で開発、中東湾岸戦争、アフガニスタン等で緊急救援活動に従事。2008年から東洋英和女学院大学教員、「国際協力論」「国際開発論」などを担当
著作:「ラオスが直面する『経済成長』のジレンマ」を山田満編『東南アジアの紛争予防と「人間の安全保障」』に執筆(明石書店、2016年)、「グローバリゼーションと市民社会」を岡本他編『グローバリゼーションとリスク社会』に執筆(東洋英和女学院社会科学叢書、2014年)、「働き方とディーセント・ライフ」(東洋英和女学院大学現代史研究所第10号、2014年)ほか
講演テーマの例:「グローバリゼーションと格差」、「国際開発協力の潮流」、「オルタナティブ経済」、「社会と開発」、「働き方とディーセント・ライフ」、「ラオス - 一党独裁下の経済成長」、「労働組合とNGOの連携事例」
熊谷謙一 (事業企画委員)
略歴:自動車工場勤務等を経て、「連合」勤務。連合では、労働法制、CSRなどを担当し、ISO26000国際起草委員を務める。JILAF(国際労働財団)副事務長を経て、現アドバイザー。また、現在、当ILO協議会事業企画委員、政策研究フォーラム理事
著作:「ISO26000と労使の課題」(日本生産性本部、2013年)、「変貌する雇用・就労モデルと労働法の課題」(商事法務、2015年)、「アジアの労使関係と労働法」(日本生産性本部、2016年<日本労働ペンクラブ賞受賞作>)など。論文に「コーポレートガバナンスと労働組合」(連合総研、2014年)、「第四次産業革命と労使の課題」(政策研究フォーラム、2018年)ほか
講演テーマ例:「働き方改革と労使の課題」、「持続可能な社会づくりとCSR」、「グローバル化と労使の対応」